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ニュース ベガパンクの思想は善悪を論じない?|ワンピース1113話考察

ベガパンクの思想は善悪を論じない?|ワンピース1113話考察

ベガパンクの思想は善悪を論じない?|中道主義が天才の真理?

 


ベガパンクの思想は善悪を論じない?中道主義が天才の真理?についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。

いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。

この記事ではベガパンクの思想についての考察を

以上の項目に沿ってご紹介しております。

ベガパンクの思想は善悪を論じない?|ベガパンクは善悪を論じない

ベガパンクの思想は善悪を論じない?中道主義が天才の真理?

ワンピース第1113話では、ついにベガパンクの世界の真実を語るというメッセージが始まるようですが、その内容から彼がどのような思想を持っていたのかというのが見えてきたように思います。

今回はそれについて色々と書かせて頂きます!

 

ベガパンクは善悪を論じない

ワンピース第1113話、ベガパンクはついに世界の真実について語り始めるようですが、まず最初に、この動画が配信されているという事は、自分はすでに死んでいるという事について説明するようです。

そして、何故そうなったかについては、自分は2つの罪を犯しており、その罪の為に死ななければならなかったというように説明するようですが、その罪は何であるかを名言はしないものの、それについて世界政府を悪として考えているわけではないと、自分が世界政府によって殺された事を暗に明らかにしつつ、それを悪と断ずる事はしないというようです。

その理由として、彼は善悪を論じるつもりはないと語るようです。

更にその理由は、善悪を判断できるほど『彼』について分かっていないからだとも説明するようですが…

その内容を見るに、それこそが天才Dr.ベガパンクの『思想』そのものなんじゃないかと感じられるんですよね…

現在、ONE PIECE世界では天竜人と世界政府が正義であり、その正義の法を犯す者が悪であるわけですが、誰がどう見ても天竜人達は悪にしか見えないし感じられないですよね…

ベガパンクは天竜人を『汚らわしい』と表現し嫌っていますから、ベガパンクから見ても天竜人は少なくとも善ではないと考えているはずだと思いますが、それでいてベガパンクは天竜人が支配する世界政府に雇われ、世界政府の為に様々な発明をしています。

また、ベガパンクと同じ思考を持つはずのヨークは天竜人になりたいと欲し、ベガパンクを裏切ったわけですが、それも善悪を論じないというのがベガパンクの思想であるのなら、わかるような気がします。

黒ひげティーチもインペルダウン編にて『善だの悪だのと論じても答えはなく、くだらない』というような事を言っていましたが、ティーチとベガパンクは本質的には同じ思想だと考えていいように思いますし、おそらくルフィも同じだろうと思います。

ロジャーや白ひげもおそらくは同じような思想を持っていたのではないかと感じられますが、ベガパンクも含め、全てはONE PIECE世界の社会では悪とされているのに、我々読者から見れば悪は正義であるはずの天竜人ですよね…

それらの事からして、ベガパンクまたルフィやティーチが持っている思想は『中道主義』と呼ぶべきようなものではないかと感じるんですよね…

ベガパンクの思想は善悪を論じない?|善悪不二の中道主義?

 

善悪不二の中道主義?

仏教には『善悪不二』と言う考え方があるようです。

それは善と悪が光と影、昼と夜の関係に似ていると言うような考え方であり、善があるから悪があり、悪があるから善があるという事になりますが、その境界線を『中道』…

それはボルサリーノのように『どっちつかず』という意味ではなく、何かをするという事に例えるなら、何らかの思想に縛られる事なくベストな選択をするというような意味になります。

それはつまり、全体的な利益に繋がるという事になるという事であるはずです。

善に寄れば悪に不利益があり、悪に寄れば善に不利益があるという事になりますが、中道を行けば全体的な利益に繋がるという事になりますが、善と悪という両極端から学び、選び取るべき事柄も間違いなくあるでしょう。

ベガパンクが世界政府に雇われ様々な発明をした理由についても、それにより無償でのエネルギー提供やパンクレコーズによる知識の共有が理想だったわけですから、ベガパンクは中道を突き進んでいたと言えると思います。

中道とは、人類にとって最善の道であり、本質的な価値観そのものだと思うんですよね…

善と悪というものは、人類にとって必ず何らかの結果をもたらす事になるわけですが、それが空白の100年とそれ以後の世界…

善と悪は時代により移ろいゆくものであるわけですが、人類が本質的に望むものは進歩や幸福であるはずで、善悪はそれに影響を与える事はあれども、本質的に変えたりする事はできないはずです。

少なくとも、サターン聖が『人類に進歩など必要ない』と口したように天竜人は中道を否定しているように感じられます。

中道とは、人類の普遍的な価値観であり願望であると思えますし、個人的には民衆=中道であると考えます。

ベガパンクはまさに、中道主義の思想を持ち、それを実現しようとしていたとしか考えられないんですよね!

パシフィスタとセラフィムについても、あれは立場的に善である天竜人の為に作ったものではなく、中道つまり民衆の幸福を侵害する悪に対抗する為に作ったものであるというのは間違いないですし、ベガパンクは民衆=中道の為に発明をしてきたはず!

そう思うのですが、ベガパンクのそういう思想の根本には『彼』という存在があるようなんですね…

ベガパンクの思想は善悪を論じない?|彼=ジョイボーイ?

 

彼=ジョイボーイ?

ベガパンクは善悪を論じない理由に、それはそれが判断できるほど『彼』について分かっていないからだと口にするようです。

ベガパンクは『ニカ』については言及しているわけですが、個人的にベガパンクがいう『彼』とは、『ジョイボーイ』の事だろうと感じられるんですよね…

ベガパンクはニカについては古い文献から存在と伝説を知り得たようですし、くまからも話を聞いていたようですから、ニカについては情報を多く持っているはずですし、民衆の解放者であるニカは間違いなく中道の存在であると思えますが、『彼』について善悪が判断できるほどに分かっていないという事は情報が少ないからであるはず…

やはり『彼』とは、ジョイボーイであるとしか思えない…

ジョイボーイが具体的に何を目的として何をしたのかは、今のところ全く分からないわけですが、彼がやろうとしていた事もまた中道主義そのものだったようにしか思えない…

しかし、ベガパンクは少なすぎる情報からしてジョイボーイの思想を掴みきる事ができないままに終わってしまったのでしょうね…

ジョイボーイがやろうとしていた事の一部は、現代にベガパンクがやろうとしていた事と同じではないかと思えるのですが、時代が変わろうとも何があろうとも、人類が進歩と幸福を望むという存在であるというのは真理であり、真理は普遍的なものなんですよね!

あらゆる学問の分野で功績を残したは希代の超天才Dr.ベガパンクが到達した世界の真理こそが中道主義であり、中道主義は潜在的な人類全体の思想でもあるはず!

ジョイボーイはいつか自分の再来が現れる事を予言していたようですが、その予言の根拠は人類の真理が中道主義にあるという確信からきたものだったのかも知れないな…と今はそんな風にも思えますね…

この記事の紹介は以上になります。

最後までお読み頂き誠に有難うございました!

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